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メンバー(卒業生)

村井 寛子(Murai Hiroko)

(平成22年3月 修士課程卒業)

研究室の思い出

中山研では大学院修士課程の2年間、お世話になりました。この研究室に入ってまず感じたことは「なんてハードな研究室なんだろう!」ということでした。週に1度の論文セミナーや月に1度自分の番がまわってくる仕事セミナー、そして日々の研究など、ついて行くのが大変でした。

しかし、中山先生の的確なアドバイスやご指導のお陰で、2年後には自分でも「力がついたな」と思えるくらい成長することができました。中山教授をはじめ先生方との距離が近いことから、困ったことや行き詰ったことがあれば、すぐに相談することが出来る環境の中で、論文を読む力はもちろんのこと、聞き手を意識した分かりやすいプレゼンの仕方、自身で計画を立て、実験・反省・次回に活かすといった力など多くのことを学ぶことができ、とても充実した2年間でした。

現在、私は食品メーカで働いています。まだ入社して数ヶ月しかたっていないので、学ぶことが多く、先輩社員の背中を追いかけている毎日です。大学院で研究した内容とはまったく異なる分野の仕事ですが、大学院で学んだ考える力は今後の仕事に活かしていけると思っています。最終的には製品の開発に携わり、新製品を生み出したいと考えています。そのためにも、プレゼン能力や計画・実行力などはもっともっと力をつけて行かなければと思っています。

最後に、2年間お世話になった研究室の方々、本当にありがとうございました。また、共に研究を行った、同期・先輩・後輩のみなさん、ありがとうございました。大変なこともあったけど、皆さんのお陰で楽しい2年間を過ごすことが出来ました。