荒木 孝明（Araki Takaaki)
（平成２４年３月 博士課程修了）
私は大学院での研究を中山研で行いました。当初、分子生物学の実験を含めた研究については全くの素人の状態からスタートしましたが、曲がりなりにも学位を取得できたのは研究室の皆様の御指導があってのことと感謝致しております。
中山研では、疑問点・問題点を抽出し、仮説を立て、検証を行うという研究者にとって最も基本的かつ重要なプロセスを学生自ら行うことができるよう繰り返しトレーニングしていきます。ミーティングやディスカッションを通じて、各プロセスの妥当性について常にアドバイスを頂きました。もちろん具体的な実験手法も事細かに 指導してくださり、やりたいと思った実験は基本的に研究室内でなんでもできる環境・設備が整っていました。中山研では、目の前に起きている現象のメカニズムは何なのかを自分なりに考え、自分で証明していくという過程を経験することができ、これが研究の面白みなのかなというようなことを実感することができました。
現在は活動の場を別に移しておりますが、今後とも御指導頂ければ幸甚に存じます。