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メンバー(卒業生)

青山 慧(Aoyama Satoru)

(平成22年3月 修士課程卒業)

研究室の思い出

私が中山研にお世話になり始めたのは、理学部生物系の学部2年生(19歳)の初夏でした。当時の私は進路選択も考えて様々な研究室のお話を聞かせて頂いていました。不勉強な私に研究テーマについてお話し頂いた後、啓子先生が「実験してみる?」とお誘い下さったのが始まりで、放課後と休暇で簡単な実験をさせて頂くことができました。あの貴重な経験が私にとってのターニングポイントとなったと、あれから5年ほどが過ぎた今思っています。その後、修士課程で再び中山研にお世話になり、研究室の皆様のご指導のもと有意義な2年間を過ごすことができました。学会発表を経験させて頂いたことも含めて、実験・研究に関しても、私生活に関しても、この2年間は非常に楽しく充実したものとなりました。

私は現在、学士編入学により遠く金沢の地で医学部の学部生として過ごしています。理学部出身の私には、人体解剖実習はもちろん、病理学や薬理学なども馴染みが薄く、(試験に怯えながら)新たな知識を得られて充足した日々を送っています。修士の2年間でビシビシ鍛えて頂いたからでしょう(笑)、同じく学部3年生であったときに比べて様々なテーマに興味と疑問を持つことができるようになったと感じています。

この2年間(+α)、啓子先生をはじめとする研究室の皆様に様々なことを教えて頂き、私にとって中山研で過ごした日々は大きな宝物になりました。今しばらくは学部生として見識を深め、「基礎研究と臨床を結び付けるような仕事をしたい」という初志を貫徹できるよう頑張ります。